ドレメ式洋裁の工程
ドレメ式洋裁は全て「手作り」が基本です。
ここでは物差し1本ででき上がる洋服作りの工程をご紹介します。
工程のなかで特徴的なポイントは2つ。
それは「製図」と「仮縫い」です。
実は、この工程こそが着る人に最適な着心地を演出するポイントになっているといっても過言ではありません。
仮縫いの重要性
工程1 デザイン画(スタイル画)
デザインを考える際は、まず服のイメージを絵にします。
そして、そのイメージを受ける感覚で生地(素材)や、部分的な細かい部分を決めます。
工程2 ドレメ式製図
個人の体形に合わせた平面製図を作成します。
まず原型(=個人のサイズの型)を書き、それをもとにデザイン画を頭に入れながら製図展開。
先に製図を行うことで布に無駄がありません。さらに、布の見積りも簡単です。
工程3 平面裁断
でき上がった製図を布の上に効率よく置きます。
そして裁断。この時、縫い代を見越して行うことが大切です。
工程4 躾(しつけ)
型紙の形を布に付けていきます(2枚ずつ対称に)。
素材に応じて、チャコや糸などを使い分ける。
工程5 芯張り
洋服のシルエット作り。
でき上がりの美しさを保つうえで、必要不可欠です。
身頃・襟・袖口などに張ります。
布と芯の材質が合っていなかったり、芯の粘り方や他の目が合っていないと台無しです。
工程6 仮縫い
ドレメ式の工程において、立体裁断に代わる重要なポイントです。
スタイル画のシルエットと比較しながら、整えるために以下の4つのことをチェックします。
- 体と服の間にほど良いゆるみがあるか。
- 布の中心が体の中心にあるか。
- 地の目がゆがんでないか。
- ほど良い落ち感があるか。
この時、他のアイデアが浮かぶことがあり、急きょ人体上で立体裁断を行うこともあります。
その後、最終的に襟の型・袖付けの状態・ポケットの位置などを決定します。
工程7 補正
仮縫いで製図と変わった部分を補正します。
同時に、バストが思ったより大きかったり、太ももが太かったりなど、体形的な部分の補正もします。
工程8 各部分の裁断
見返し(=服の折変わった部分「首・袖・服の裏側のボタン付けの部分」)の裁断をします。
工程9 ダーツ
つながっていない状態で縫えるものは縫ってしまいます。
工程10 本縫い
全てのパーツを縫い上げて完成です。
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